富山育英センターとは?
富山育英センターは小学生・中学生・高校生を対象とした学習塾と大学受験予備校を北陸3県(富山・福井・石川)、富山では「富山育英センター」として、石川では「金沢育英センター」として、福井では「福井育英センター」として育英グループを展開しています。
富山育英センターでは現在、富山・石川・福井で35校舎を展開し、塾生数は約8,200名、専任教師数200名の大所帯になっています。
北陸3県の公立高校の入試問題を見ればわかるとおり、この3県の入試問題は出題傾向と出題形式が非常に似通っています。中学3年生に入試演習で過去の入試問題をやらせる場合も、在住している該当県を残し、まず左右の両県の公立高校の入試問題で試すことができるくらい似ています。
富山育英センターの展開の仕方というのは戦略があってのことなのでしょうが、この公立高校の入試問題の出題傾向、形式が似通っている地域に展開したのかなと思えてしまうくらい、それくらい似ています。
さて、その富山育英センターが展開する北陸3県はご存じの通り「公立志向」「県立志向」が非常に強い地域でその傾向は「国公立大学志向」につながっています。そういう意味で私立の学校が育ちにくい地域と言えるでしょう。
その「私立不毛の地」に富山育英センターは志の高い私立の中高一貫校「片山学園中学校・高校」を立ち上げました。
この「片山学園中学校・高校」は、富山県内初の私立の中高一貫校で、全日制の私立高校としては昭和四十八年の新川高校以来、実に35年ぶりの新設校となります。
なぜ志が高いのか?
全国的な傾向ですが、少子高齢化の流れは現在学校経営を直撃しています。大学はすでに全入時代を迎えていますが、全国の私立大学の約半数は定員割れで経営難の学校が続出しています。
この少子化の波は当然高校にも押し寄せていて、平成19年度、富山県内の私立高校9校のうち7校が定員割れしました。私立高校全体でみると総定員2290人に対し、入学者は2034人。この数字は全体の募集定員に対して89%程度で実に4年連続で90%を切っているというのが現状です。
過日、大阪の橋下府知事が提起して大問題になりましたが、県立高校と私立高校による生徒受け入れ比率の問題は、富山県内の私立高校の募集状況を見れば、ここ富山でも大きな問題になりうる話です。
実際、富山県内の県立高校と私立高校の生徒受け入れ割合、いわゆる「公私比率」は、県内高校関係者でつくる県公私高校協議会の話し合いで決まります。
昭和56年から3年ごとに見直し、平成20年度から3年間の「公私比率」は、
県立全日制高校70.8% : 私立高校22.1%
となっています。
これ加えて先に述べたように県立志向の強い地域ですから、高校の募集定員に対して実際に入学した生徒の占める割合、いわゆる充足率は、県立高校がほぼ100%で推移する一方で、私立高校は年々の減少傾向が続いています。
そのような厳しい状況の中、富山育英センターは現在の教育を憂え、また県内の県民に対して私立高校の新たなイメージを持ってもらい、教育の可能性を知ってもらう役割を担って登場してきたのが片山学園中学校・高校なのです。
そういう意味で非常に志の高い試みをかなり思い切って始めたと言えるでしょう。
このページの締めくくりとして、育英センターの理事長兼学校法人片山学園理事長兼片山学園高等学校学校長の片山浄見氏の熱い思いを富山育英センターのトップページから引用します。
育英センターは21世紀の未来を担う子どもたちを育むために、生徒一人ひとりを大切にしています。21世紀においては、学業成績が優秀なことだけがとりえという人間は通用しません。積極的に自分の頭で考え、判断できる確かな知力を身につけた人物が活躍する時代が訪れようとしているのです。私たちは、「英知を自分の力で身につける」「他者を思いやる徳の心を持つ」「自立し、自分で物事が判断できる」子どもたちを育てるために、個々に応じた指導に日々取り組んでいきます。