埼玉県内の中3生の9割以上が受験する北辰テスト
1952年に埼玉県の中学生に対して始まった北辰テストは50年以上の歴史を持ち、埼玉県の中学生が年間でのべ40万人も受験するマンモステストです。
2007年度、埼玉県内の中学3年生64,660人のうち1回でも北辰テストを受験したことのある生徒は59,252人、埼玉県内の中3生の91.6%が北辰テスト経験者でした。北辰テストが全県レベルテストと言われるゆえんで各高校の入試担当者も信頼しているテストです。
埼玉県内の私立高校や東京都内の私立高校などは、北辰テストを「合格を約束する確約の基準」としたりもしています。
2007年10月28日 読売新聞 「中学内申書 揺らぐ信頼性」では、絶対評価によって中学校の成績表に対する信頼が揺らいでいると指摘した上で埼英スクールが催した高校入試相談会の様子を次のように報じています。
県内大手の進学塾「埼英スクール」は9月17日、さいたま市大宮区の大宮ソニックシティで高校入試相談会を開催した。
県内や東京都などの私立高計65校と公立高34校が参加し、塾生と保護者など約3500人が集まった。各ブースで高校の担当教諭は、パンフレットを手に、自校の教育理念やクラブ活動、大学進学実績などを熱心にPRする。
埼英スクール役員の渡辺明夫さんは、相談会を始めたのは7、8年前だと記憶している。
「中学が偏差値を追放し、入試情報が塾に回ってきた」とも。優秀な生徒を集め経営の安定化を図る私立高は、自校を受験してもらおうと熱心だ。渡辺さんは「案内状を出さない私立高からも問い合わせがくる。最近は公立高、それも進学校からも『参加したい』と連絡が入る」と明かす。実際、会場には浦和高や大宮高など県内トップ校の関係者が姿を見せた。
最近ではこうした全県レベルの業者テストが行われている都道府県は珍しいですが、ほとんどの中学生が受験することでデータの信頼性が高まり、北辰テストなしでは生きていけない身体になっているのかもしれませんね。